2017年5月25日木曜日

日本でも話題の花柄刺繍の商品を入荷しました

Webの記事によると、日本では「ZARAの花柄刺繍シャツが人気、目撃情報が多発し話題」 だそうですね。
私は日本にいないので、知りませんでした。「目撃情報が多発し話題」になっているというのは、今の日本に花柄刺繍のシャツを着た人が、どれくらいの割合でいるのでしょうか。


こちらミャンマーでも、久々に生地屋でミャンマー産の花柄刺繍の生地を見つけたので、その生地を使ってワンピースを作りました。
ミャンマーでは、生産業者が直接小売店に卸すことが多く、概ね一種類の柄につき1~2枚の店舗への入荷となるため、まったく同じ柄の生地を複数枚手に入れることが難しいです。 ミャンマーでも花柄刺繍生地を使用したドレスは在緬外国人に人気が高く、イベント出展などでは早めに売り切れることが多いです。生地全面の花柄刺繍なので、ワンポイント刺繍のZARAよりお得感あるかもしれません。商品価格もZARAより安いですし。
今回も一点物ですので、気になったらお早めにチェックをお勧めします。

Sサイズ:40,000MMK

Mサイズ:40,000MMK

今月はイベントへの参加が多く、在庫が入れ替わりがあったため、現時点でのPrincess Tailoring Shopの在庫一覧もお知らせします。こちらの商品もすべて一点物です。 

参考:モデル着用写真



マリメッコ風ミャンマー・ワンピース Sサイズ:40,000MMK

 マリメッコ風ミャンマー・ワンピース Mサイズ:40,000MMK

マリメッコ風ミャンマー・ワンピース Lサイズ:40,000MMK

 ミャンマー小紋柄ワンピース Mサイズ:40,000MMK

 ミャンマー・チェック・ワンピース Mサイズ:35,000MMK

 ミャンマー・チェック・ワンピース Lサイズ:40,000MMK

 ミャンマー・パーティー・ドレス Mサイズ:40,000MMK

 ミャンマー・パーティー・ドレス Mサイズ:40,000MMK

ミャンマー・オリジナルパターン・ワンピース Lサイズ:40,000MMK

 ミャンマー・ストライプ・ワンピース Sサイズ:30,000MMK

参考:モデル着用写真


ノースリーブ・ワンピース Mサイズ:30,000MMK

ノースリーブ・ワンピース Mサイズ:35,000MMK

参考:モデル着用写真



ミャンマー・ミリタリー風メンズシャツ Sサイズ:40,000MMK

ミャンマー・ミリタリー風メンズシャツ Sサイズ:40,000MMK

ミャンマー・ミリタリー風メンズシャツ Mサイズ:40,000MMK

ミャンマー・ミリタリー風メンズシャツ Mサイズ:40,000MMK

 ミャンマー・ミリタリー風メンズシャツ Lサイズ:40,000MMK

参考モデル写真



 ミャンマー・トートバッグ 各35,000MMK
 
上記商品は、Princess tailoring shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】でご覧になれます。

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2017年5月22日月曜日

TEDxYangonに行ってきた

昨日、Rose Garden Hotelで開催された、TEDxYangonに行ってきました。


正確には、TEDxYangonのイベントに参加したわけではなく、同イベントにショップ・テーブルを設けたYangon Collectiveの一角で自分のブランドの商品を販売していました。
Yangon Collectiveは、ミャンマーの独立自営業者へ販売やマーケティングを支援するプロジェクトで、自主企画の即時販売会の開催や、他の有力なイベントでの物販の機会などをミャンマーの独立自営業者へ提供しています。

今回は、10業者くらいのミャンマーの独立系ブランドが、Yangon Collectiveのテーブルを分け合う形で、TEDxYangon会場のRose Gaden Hotelの入り口で、それぞれの商品を販売しました。

商品を吊るしたハンガーラックを、展示の一番奥に置かれて、お客さんが寄り付きにくいのがキツかった。共同展示だと展示方法を自分で選べないのが辛い。

今まで、TEDもTEDxにも行ったことがないので、今回初めてこの種のイベントに行ったことになります。ただし、参加費は払ってないので、イベント会場内には入っていません。参加費は、一人100USDとかなり高めでした。

客層はミャンマー人6割、欧米人3割、ミャンマー人以外のアジア人1割といった感じでした。アジア人は中華系(シンガポール、香港なども含む)とインド系が多いように見えました。日本人の参加者は、私が見た限りいませんでした。いたとしても、目につかない程少数だったと思います。
別に国を憂える気はありませんが(自分が日々生き残ることで精一杯なため)、多くの日本人が、ミャンマーに来てまで日本語圏に閉じ籠っていて、こうした様々な国の参加者で構成されたイベントでの存在感が薄い(というよりまったく無い)のは、大丈夫かなと少しばかり心配になります。母語が同じ人間のみで構成されたコミュニティの中で情報交換していても、異質な情報はなかなか入手できないだろうし。

ミャンマー人の参加者は、お洒落で裕福そうな若いミャンマー人が多かったです。やはり、100USDの参加費が払える層なので、納得です。ミャンマーでは、大卒の初任給の約半額ですから。




会場入口に置かれた登壇者の紹介ボード

参加者が約650人と聞いて、この日の物販の売上げには期待していたのですが、思ったほどではありませんでした。20枚くらい売る気で臨んだのですが、実際に売れたのは下の4枚です(笑)。




 昨日のイベントで売れた四点。すべて一点物なので、気に入った物があれば、お早めの購入をお勧めします。
他の商品はすべて、今朝Princess Tailoring Shopへ戻して展示販売しています。

いつもイベントで顔を合わせる、近所のKさんも参加していて、彼女とボーイフレンドは、TEDxのチケットをちゃんと買って、物販業務の傍らイベントにも参加していました。
朝8時から夜8時までの長丁場だったので、昼は食べたものの、夕刻を過ぎるとだんだんお腹が空いてきた時、参加者が懇親会場のビュッフェで食べてるのを横目で眺めていたら、Kさんのボーイフレンドが、参加者用のIDカード貸してくれて(別に頼んでない)、「ほら、カード貸すから食べてきなよ」と言われました。
そんなに俺はひもじそうにしてたのかなと、かなり気になりました。まあ、お言葉に甘えて(ry



今回のTEDxYangon会場のYangon Collectiveの物販テーブルでは、意外な物が売れ行き好調でした。家具や調度品などの大型の商品が売り切れになっていました。普段のイベントでは、この種の大型の商品は敬遠されがちなのですが、今回はいつも客層が違ったためか、売れる物の種類が違いました。やはり、参加してみないと分からないものです。


出来るだけいろんなイベントに参加してみて、購買される現場に実際に身を置いて、購買動向や傾向をリアルに体験する必要性を、今回も改めて感じました。

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2017年5月19日金曜日

『VOGUE』の「タイをスキップしてミャンマーに行く8つの理由」についての反論

モード雑誌の頂点に立つ『VOGUE』に、「タイをスキップしてミャンマーに行く8つの理由」という記事が掲載されました。
あの『VOGUE』に、お勧めの旅行先として紹介されるとは、ミャンマーもメジャーな国になったものです。
記事を読んでみたら、まだ、あまり知られておらず、行った人も少ない場所へ、先物買い的に行ったらトレンドを先取りできるかも的な雰囲気を感じました。
まあ、ファッション雑誌だから仕方ないし、細かい瑕疵を言い立てるのも大人げないと思い読み流したのですが、ミャンマー在住外国人の中には許せない人もいたようで、掲載の数日後の昨日に、ガッツリ反論した記事がWebに上がってました(笑)。

ネタとして笑えるので、こちらの反論記事を和訳して、掲載します。

論旨がわかりやすいように、この反論の元となる「タイをスキップしてミャンマーに行く8つの理由(8 Reasons to Skip Thailand and Head to Myanmar Instead)」の概要を以下に記します。

1. 素晴らしい料理
タイ料理ほど有名ではないけれど、ミャンマー料理も素晴らしい。ヘルシー、美味、新鮮、地域で育った家畜、獲れたての魚。ミャンマー料理は、産地から直接人々の元へ届いている。そこに住む人々は、地域に根ざした食生活を送っていて、食材を無駄にしたりしない。

2. あまり観光化されていない歴史的な遺跡
バガンには歴史的な価値のあるパゴダがたくさん。

3. 観光客が少ない
タイは年間3000万人以上の観光客が来る。ミャンマーは500万人以下。あまり英語を話す他の旅行者を見かけない。

4. スリル満点の冒険
山登りとかカヤックとかトレッキングとかを、まだ観光客が少ない場所で楽しめる。

5. 安い
バンコクの3つ星ホテルは110ドル、同等のホテルがヤンゴンでは60~70ドル。

6. 川と村
イラワジ川などでクルージングやボートを利用すれば、川沿いの風景や人々の生活を見ることができる。河イルカも見れるかも。

7. 人がフレンドリー
観光化された地域と違い、打算抜きの笑顔、ホスピタリティ、優しさ、思いやりに出会える。

8. 素晴らしい風景
ヒマラヤ山脈、黄金のパゴダ、インレー湖など雄大な景観に満ちている。

次に、本編として、上記の『VOGUE』の掲載記事に対するミャンマー在住外国人の反論の全訳を以下に記します。

ヴォーグのミャンマー旅行のアドバイスがゴミで差別的である6つの理由(6 reasons Vogue’s advice on Myanmar is dumb and racist)」By Jacob Goldberg

なんかヴォーグのクレアと名付けられた女が、「タイをスキップしてミャンマーに行く8つの理由」という記事を先週あげていた。これがお気楽なレイシズムと、いい加減な記述に満ちていて、昔の帝国主義的社会の悪弊と、連中が途上国をどんな風に見てるかの見本になっている。

僕らも、君たちがミャンマーに来るべきなのは同意する。いいところだよ。だけど、できるなら、タイも同時に行くべきだよね。誰が一つしか行っちゃいけないって決めたの? でも、君が事実に基づいていて、差別主義的でない、ミャンマーを楽しむためのアドバイスが欲しいのなら、クレア以外の誰かに聞いた方がいいと思うよ。

以下に理由を書くね。

1. 無神経な植民地主義
クレアは、ミャンマーを「未発見」で「秘密」で「未踏」で「手付かず」、と表現している。
実際は、ミャンマーの存在は、ここに住んでる人たちや、地図を見たことがある人にとって秘密なんかじゃない。でも、クレアは、ミャンマーの存在を他の人たちへ紹介した栄誉にあずかろうとしている。

これはコロンブス化(植民地主義)のテキスト ー 元々あるものを発見することについて述べている。この行為は多くの場合、君の属するコミュニティの立場から、君の「発見」を伝えるという形をとる。

ミャンマーを発見したという言い方が吐き気をもよおすのは、クレアがヨーロッパ語圏の人たちの興味を惹くかもと考えるまで、ミャンマーも、そこに住む人々も、その文化も、どうでもいいってことになるからだ。

おめでとう、クレア。僕らは君に続いて、未発見の大陸に名前を付けているよ。

2. 差別以上に無自覚
クレアは、ミャンマー料理の魅力を、読者にこんな美辞麗句で伝えようとしている。「ローカルの人びとは大地に根差した生活を送っていて、手に入るものすべてを料理に使うようにしている。決して食材を無駄にしたりしない。シャンヌードルは試してみるべき」。

この文章は、ミャンマー国民全員について当て嵌まるものじゃない。都市と地方では環境が違うし、食事に要する手順も楽しみ方もたくさんある。だけど、ミャンマーには医者も教師も住んでいて、ビニール袋を使ったり、KFCが大好きだったりすることを書くのは、エキゾチックじゃないのだろう。

彼女のミャンマーの人びとを誤った一般化によって褒めそやすやり方は、いくつかの文献で使われている「高貴なる野蛮人」の考え方と一致している。自分たちの文化圏外にいる人びとを、文明によって「堕落していない」と決めつけるやり方だ。たしかに耳障りはいい、でも危険だ。

19世紀には、このアイディアは、ヨーロッパの帝国主義を「科学的に」正当化するために使われた。
クレアが、こんなやり方でヴォーグの読者にミャンマーに行くことを勧めているのは、単なる悪意よりもタチが悪いように見える。

3. ものすごくいい加減で不正確
クレアはバガンの寺院群を「比較的手付かずの歴史的遺跡」と紹介している。うーん、クレア。バガンはすごく手を入れられていて、1996年にユネスコの世界遺産登録を却下されたんだけど。

エレファント・パンツから頭を出して、将軍たちが、数十年間にわたって、人権侵害の他にも、考古学的な根拠のない修復に携わってきた ー 今になって少しづつ改善されてきている ー ことも学んだほうがいいんじゃない。

それに、シェダゴンパゴダが「2500年の歴史」があるというのは、ブッダの八本の遺髪が光を放ち、地震を引き起こし、盲人を回復させたという、建立に関する神話上のお話だよ。現実的には、歴史学者は最初期のパゴダが6世紀から10世紀の間に建てられたと言っている。見ての通り、パゴダは今も建て増しが行われているわけだし。

そして、クレアはインレー湖をミャンマーで一番大きな湖と言っている。勘弁してくれよ、クレア。

4. 記述の不一致
クレアは「もっと発見されてないのは(ムカつく)、Hp-Pan and Hpa-Anを含むミャンマーの南地方」と書いている。
ワウ、クレア。本当に二つともあるなら、行ってみたいよ。

5. 金額的な誤り
クレアは、ヤンゴンはバンコクよりも安くつくと考えている。ここへ着くまでを安くすることは、考えなくてもいい。ヴォーグの読者は、ヤンゴンに来る時は、バンコクか他のハブとなる場所へいったん立ち寄るはずだから(訳注:アメリカ・ヨーロッパからヤンゴンへの直行便はない)。

それは置いておいて、ミャンマーへ来た人たちの根強い世評は、思ったより高くつくというものだ。

でもクレアはホテル代について、「バンコクの三ツ星ホテルは、だいたい110ドル以上かかるけど、ヤンゴンの同レベルのホテルは60~70ドル」とホテルについて書いている。

オーケー、たぶんバンコクのいくつかの三ツ星ホテルより安い三ツ星ホテルがヤンゴンにあるんだろう。でも、アゴダでちょっと検索してみると、バンコクで一番安い三ツ星ホテルは、ヤンゴンのそれの半額だった。

また、僕たちは、生活コスト比較サイトを探して、見てみたらバンコクで暮らすのは、ヤンゴンよりも19%安くついていた。

6. 見逃されている点
タウンジーの熱気球祭りを推薦してくれて、ありがとう、クレア。あれは、ミャンマーで一番クールなイベントの一つだもの。でも、どうして「澄んだ夜空の中を熱気球が象り、浮かんだ姿を連ねる」なんて書かなきゃいけなかったの?

クレア!本当に行ったことがあるの? 祭りのクライマックスは、気球から放たれた花火が文字通り夜空を汚すところなんだけど。

いや、君は花火については書きたくなかったのかもしれない。ましてや、それで死人が出たことなんて。
だって、君はミャンマーが本当はどんなところなんて興味がないんだから。君はただ、ミャンマーが発展してなくて、観光化されてないタイって読者に思わせたいだけだから。

でも、ミャンマーは、それだけの場所じゃないんだよ、クレア。

(男目線で偉そうでゴメン)

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2017年5月11日木曜日

ミャンマーのテーラワーダをもっと知ってもらうためにマンガの原作を考えた

前回の投稿を書くために、手持ちのテーラワーダの入門書・解説書を何冊か再読してたら、脳内が仏教情報でパンパンになって、しばらく他のことが考えられなくなりました。
以前も書きましたが、大乗仏教の経典は二次製作で、あらまほしきゴータマ・ブッダ像を宗派の教義に沿うように、あるいは作者の好みで、ブッダ入滅後に同人誌的に創作されたものです。
こう脳内に仏教情報が溢れていると、大乗仏教の経典みたいに自分もスピンアウト的にミャンマーの仏教関連のコンテンツを製作してみたくなります。とはいっても、入門書・解説書の読みかじり程度の知識しかなく、瞑想寺院での修行経験もない私に、本格的な仏教関連本などは書けるわけがないので、何か別の切り口を考えてみました。

最近ネットでスクール・カーストを扱った記事を読んだ時に、スクール・カースト最下層にいた男子のトラウマを慰撫すれば売上げが見込めるので、アキバ系二次元コンテンツは、そのような方向性で製作されているといった内容のことが語られてました。
だったら、アキバ系二次元コンテンツの学園物のフォーマットを借りつつ、ミャンマー仏教の世界観を提示するマンガがあれば面白いかも、とストーリーを考えてみました。
主人公は、成績もスポーツもぱっとせず、容姿も凡庸なため、スクール・カースト最下層に属する男子高校生です。彼がミャンマー仏教と出会い、モテやリア充に対するコンプレックスを超克していくというビルディングスロマンが、基本的なストーリー展開です。
ただし、「瞑想したらモテるようになるのではなく、瞑想をしたらモテなくても気にならなくなる」というテーラワーダの基本線は外せないので、アキバ系二次元コンテンツのように、巨乳美少女に囲まれるハーレム状態が到来するといった卑俗レベルでの問題解決のカタルシスは得られません。その代わりに、仏教の非人間性や反自然性のような、(少なくとも日本人には)あまり知られていない、初期経典の教えに忠実なミャンマーのテーラワーダのアナーキーな魅力が伝わる内容を目指します。

<主な登場人物>
面井紋次郎(おもいもんじろう):
学校の成績は中の下、スポーツは苦手、容姿は中の中の平凡な男子高校生。これといった長所や強みがないので、スクール・カーストは、最下層に属する。帰宅部。趣味は、二次元コンテンツの鑑賞。好きな音楽は、アニソン、ヘビメタ、ベビメタ。友人は少なく、基本的にぼっち。
学校一の美少女 姫島マヤにほのかな思いを抱いているが、カースト最下層の自分が相手にされないのは自覚しているので、とくに何の行動も起こしていない。

世渡充太郎(せとじゅうたろう):
紋次郎のクラスメイト。学校の成績は常に学内10位以内、イケメン、バスケットボール部ではシューティングガードとして活躍。典型的なリア充で、スクール・カーストの頂点に君臨している。趣味は、サーフィンを中心にアウトドア全般。好きな音楽は、ケンドリック・ラマーとかアンダーソン・パックとかのヒップホップ及びヒップホップぽいR&B。リア充の友人達との付き合いは忙しいが、カーストの異なる紋次郎とは、まったく接点がない。

姫島マヤ(ひめしままや):
学校一の美少女で、充太郎のガールフレンド。演劇部所属。父親は、地域を代表する老舗企業の経営者。充太郎との関係は、お互いの両親公認。趣味は、スウィーツ巡り。好きなブランドは、ケイト・スペード。仏教とか哲学とか、そういうのまったく興味なし。

ウ・コミンダ師(仮称):
ミャンマーの瞑想寺院の指導者。講演や瞑想指導等で海外へ出張することも多い。
日本からやって来た二人の修行僧、紋次郎と充太郎を暖かく見守っている。

<タイトル>
『サーマネーラ紋次郎』
サーマネーラは、修行僧の一番最初の段階です。シリーズ化したら島耕作みたいに、グレードが上がるごとにタイトルが変わります(笑)。
最初は、『魔太郎がくる』のオマージュとして、『紋次郎がいく』というのを考えましたが、魔太郎をググって見直したら記憶していた以上に内容が禍々しかったので(そこが面白いんですけど)、『サーマネーラ紋次郎』にしました。


<あらすじ>
帰宅部の紋次郎は、下校時に立ち寄った本屋でいつも通り二次元コンテンツの新作チェックをした後、文庫本コーナーを通った時に見かけたある本が、なぜか心に深く突き刺さる。「ニートになれ。世界を終わらせろ。」と帯に書いた文庫本『講義ライブ だから仏教は面白い! (講談社+α文庫)』に、「もしかして、今の自分に必要なことが、この本に書かれているかもしれない」と直感し、その本をレジに持っていく。
一方、充太郎は、お気に入りのヒップホップ・グループのリーダー伊田丸のポッドキャストを聞いていた。サブカルにも明るい伊田丸が「夏の課題図書」として『仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か』をあげていたのを聞いて、「ふーん、なんか面白そうじゃん」とAmazonでポチる。
同じ学校の同じクラスにいながら、まったく接点のなかった二人に機縁が生じた瞬間だった…

たまたま、ネットでスクール・カースト関連記事を読んだので、物語の背景にスクール・カーストを入れることになりましたが、考えてみればブッダの作った仏教はカーストを否定、無化する教えだったので、仏教とカーストの関係が教義と物語内の展開において相似をなすこととなり、物語に重層性・多層性を生み出す効果を与える効果が期待できます。

作品化に際しては、監修者として魚川祐司氏をお迎えしたいです(引き受けていただけるかどうかは分かりませんが)。
印税の分配は、監修者の魚川氏、作画者、原作者の私で三分の一づつとします。

これウチで出版してみたい、という大手出版社の編集者のご連絡お待ちしております。

 

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