2012年12月24日月曜日

縁日のアトラクション

日本の街はクリスマスのイルミネーションに彩られているでしょうが、常夏の国ミャンマーでは、季節感まったくありません。ホテルやスーパーマーケットで、ツリーは見るんですけどね。
昨日は、近所のパゴダの年に一度のお祭りだったらしく、夕方から沿道に屋台がびっしり並んでいました。
屋台は普段から見慣れているので、特に驚きはありませんが、ついに噂のアレを発見しました。そう公道に、いつの間にか忽然とそそり立つ、人力観覧車
50cm長の杭を四隅の支柱に打ち込んだだけの簡素な設営方法で、心配性の日本人からすると、「これぶっ倒れたらどうするだろう」と見ているだけで不安になります。
何よりも凄いのが、これを回転させる方法。
5人の男の子が、するすると異様な速度で、観覧車のスポークをかけ登って行きます。
 で、全員頂点に着いたとこで、観覧車や輪の外棒に、体操選手が鉄棒にぶら下がるようにグイグイ体重をかけて、観覧車を回転させます。回転し始めたら、ハツカネズミやハムスターが回し車を回転させるように、外輪を駆け登りながら加速させる。早い。遊園地のメリーゴーランドと同じくらいの速度か、それより早いかも。

少年たちのアクロバッティブな動作は、ヘタなサーカスなんかよりよっぽどスリリングです。
乗ってる人たち、みんなキャーキャー言って喜んでますが、怖くないのでしょうか。
きっと遊具の安全基準を定めた法規とかないと思います。労災もないし、事故が起きても補償なんかもたぶん無い。
ミャンマーにお越しの方は、お試しになってはいかがでしょうか。
私は無理です。