2017年6月29日木曜日

ミャンマーでパリコレ風ドレスを製造しました

以前の投稿でもご紹介した、ドリス・ヴァン・ノッテンを参考に製作したドレスのS, Mサイズが売り切れたため、新たに商品を補充しました。

ドリス・ヴァン・ノッテンの2017 S/Sコレクション


Sサイズ:35,000MMK

Mサイズ:35,000MMK

すべて一点物ですので、気になるものがあれば、お店でご覧ください。このタイプの生地の在庫が切れたため、これが同タイプ最後の商品になります。

Princess tailoring shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】
 

同型のモデル着用写真

YANGON CALLINGの商品は、ミャンマーで障がい者の方への職業訓練を施し、社会参加と経済的自立を支援する日本のNGO AAR Japanさんにより製造されています。
詳しくは、 YANGON CALLINGのFBページをご覧ください。


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2017年6月20日火曜日

Princess Tailoring Shop 日本語通訳ボランティアのお知らせ

【訂正】6月21日記
 Princess Tailoring Shopへの日本語通訳ボランティアさん駐在の時間は、通訳の方の都合により、6月24日(土)14〜17時から、7月1日(土)14〜17時に変更になりました。

ミャンマーで障がい者への職業訓練を実施している日本のNGO AAR Japanさんによって運営されている、サンチャウンのショップ Princess Tailoring Shopに、ミャンマー人日本語通訳ボランティアの方が入ることになりました。

今回は、6月24日(土)14〜17時 7月1日(土)14~17時の時時間帯にいらっしゃいます。
ミャンマーでロンジーやドレスを等製作したいものの、コミュニケーションに不安があって踏み切れないという方は、この機会に今回いらっしゃってはいかがでしょうか?

Princess tailoring shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】


新作のドレスも出来上がったので、紹介します。

Sサイズ:35,000MMK

絣ぽい模様のロンジー生地を使用したワンピースです。ヨーガンレールぽい渋さが際立つ一品です。一点物なので気になったらお早めにショップでのチェックをお勧めします。

いままでロンジー用の生地を使用して洋服を作ってきましたが、少しコンセプトを変えてみようと検討中です。プレーンなデザインで作っていたものの、ロンジー用の生地を使用してる限り、どうしてもエスニックな要素が強くなります。
また、ロンジー用の生地の場合、布の幅・長さがあらかじめ決まっているため、デザイン上の制約があります。
これからは、希望するヤード長で買えるミャンマー産の生地も使って、これまで作ってなかったタイプの洋服を作ってみてはどうかと考えています。

先週所用で一時帰国した際、ハイブランドからファースト・ファッションブランドまで、ショップを100軒以上回って、様々な商品をチェックしました。
今回は時期的に夏服が多かったので、ミャンマーでのファッションを考える際に、ずいぶんと参考になりました。
たいていのショップに揃えている、レディースの定番的な服がありますが、ミャンマーでは、そうしたタイプの服は、ほとんど売っていません。そうした服を、ミャンマーの素材を使用して作ってみたらどうだろうと思いました。

H&Mやハニーズなどのファーストファッション・ブランドの服はミャンマーの工場でも作られていますが、生地も副資材もすべて中国等からの輸入品が使用されています。
作られた製品は、消費地のアメリカ、ヨーロッパ、日本などで販売され、生産地のミャンマーでは売られていません。
廉価な労働力を利用することだけを目的にミャンマーの工場で大量生産されていて、そこにミャンマー独自の美意識を反映させたり、ミャンマーで新たな服飾文化を生み出そうとする意思は存在しません。
労働力の安さ以外に、ミャンマーで事業を行う必然性はないので、率直に言ってミャンマー在住者にとって、あまり面白いビジネスモデルには見えません。
また、近年こうした大規模な縫製工場における労働条件の過酷さや、低賃金による搾取なども社会問題化しています。

ポートランドのローカルビジネスがモデルとして注目されているのは、こうした過剰なグローバリゼーションが引き起こす問題に対する、オルタナティブなシステムによる解決策が提示されているからしょう。


また、エコノミストの中にも水野和夫氏のように、グローバル化に向かっていた経済が今後、ローカル化に向かうと予測する人が現れています。 氏は「より遠く、早く、合理的に」から「より近く、ゆっくり、寛容」な、市場主義でない資本主義の到来を予測しています。


上に書いたとうり、これからは、ロンジー以外のミャンマー産の生地を使って定番的な服や、日本のトレンドを少し取り入れた気軽に着れる街着を作ってみようかと考えています。 そんなことを考えつつ、最初のサンプルを作ってみました。

 フリーサイズ:45,000MMK --> サンプル価格 40,000MMK

ミャンマーのシャン州産の生地を使ったツートンカラーのプルオーバー・ドレスです。



ロンジーの生地にはない長さの生地を使っているのと、ギャザーを入れたデザインにより、自然なドレープ感が生まれました。
こちらも一点物ですので、気になったらお早めのチェックをお勧めします。

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