2018年1月27日土曜日

【お役立ち情報】郵送でミャンマー・ビザを取る場合の注意点

現在、ビジネス・ビザの再申請のため、日本へ一時帰国中です。
私は実家が福岡なので、郵送で在日本ミャンマー大使館へパスポートと必要書類を送って、1年間有効のマルチプルのビジネス・ビザを取得しています。
ミャンマー大使館は、郵送でビザを取得する場合は、レターパックを推薦しています

今回の申請では、一昨年の申請時にはなかった指摘があり、処理を止められました。
これから郵送で申請される方の参考に、前回との変更点をお知らせします。

ミャンマービザの申請費用は、「VISA FEE」と「VISA SERVICE FEE」の二種類の料金に分かれています。

http://www.myanmar-embassy-tokyo.net/visa2017/

私はこの取得費用を合算した合計金額を銀行へ振込んで、申請書類と共に振込用紙を郵送しました。 一昨年前は、それでも問題はありませんでした。
今回の申請でも合計額を振込んだところ、「VISA SERVICE FEE」は、銀行振込ではなく、現金書留で別送しろとの指示が大使館よりありました。
いったん振込んだお金は、返還されないので、これから郵送でビザを取得する方は、お気をつけ下さい。

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2018年1月19日金曜日

【1月21日(日)】日本語通訳付きで注文服が作れます【Princess Tailoring Shop】

1月21日(日)10:00~12:30の間、日本のNGO AAR Japanさんが運営するテイラー・ショップのPrincess Tailoring Shopに、日本語通訳ボランティアのLさんが入ります。


ロンジーやワンピースなどのオーダーメイドの服をミャンマーで作ってみたいけれど、言葉の壁でためらっていた方は、これを機会に作ってみてはいかがでしょう?

ミャンマーの布を使用して作った、店舗で販売している既製服をご参考のため掲載します。

ロンジー生地を使用したワンピース

男性用ロンジー生地を使用したブラウス








シャン州産のコットンを使用したワンピース

Princess Tailoring Shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】

せっかくミャンマーにいるんだから、ミャンマーの素材を使って、
ミャンマーで作った服が着たい、と思ったらクリック!
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2018年1月18日木曜日

ミャンマーでムーミンについて考えた

ネットのニュースを見ていたら、先日のセンター試験にムーミンに関する問題が出たことが、疑問視されて波紋を呼んでいるようです。
先日の大学入試センター試験で「ムーミン」に関する出題がありました。
この出題を問題視する大阪大学の研究者らは17日中に入試センターに「意見書」を提出する予定で、ずいぶん波紋が広がっています。
(問題)「フィンランドに関するアニメーションと言語との正しい組み合わせを選べ」
センター試験の地理Bでは、アニメ「ムーミン」と「小さなバイキングビッケ」の舞台をたずねる問題が出ました。原作者のトーベ・ヤンソンはフィンランド人。出題者は「ムーミンの舞台はフィンランドで、ムーミンとフィンランド語を結ぶのが正解」としました。
これに対し受験者らからは「ムーミンの舞台なんてわからない」などと不満が続出しました。さらに15日、大阪大学の研究者がこの出題を問題視する見解を示し、波紋が広がったのです。
「曖昧な情報に基づきつつ問題を出しているというのは、どういうことなのかと疑問を持っている」(大阪大学大学院 スウェーデン語研究室 古谷大輔准教授)
阪大のスウェーデン語研究室はそもそもムーミンの原作はスウェーデン語で書かれていると指摘します。
「Mumindalenというのがムーミン谷のこと。これはスウェーデン語になりますね」(古谷大輔准教授)
試験問題では、ムーミンとフィンランドを結び付けるため、原作もフィンランド語で書いていると誤解させる危険性もあると指摘します。また舞台がフィンランドという点も、強い根拠がないといいます。
これは、つまりムーミンが住んでいるのはムーミン谷であって、フィンランドではないということでしょうか?

生まれて初めて買った(買ってもらった)レコードは、ムーミンの主題歌が入ったEPなので、ムーミンには少しばかり思い入れがあります。幼稚園に入る少し前の時期に、縁側に座って、木漏れ日が揺れる庭を眺めながら、ポータブル・レコードプレイヤーで繰り返しムーミンのレコードをかけていたことが、平穏な幼少時の原風景として記憶に残っています。日曜日の午前中にTV放映されていたアニメも毎週見ていました。少し後になって、幼稚園に入園した時は、粗暴だったり底意地の悪い園児に遭遇するたびに、「あぁ、早く家に帰ってムーミン聴きたいな」と子供ながらに考えていました。
長じてサラリーマンになって、(私にとっては)全然面白くない会社の飲み会に参加していた時も、「あぁ、早いとこ、ここ抜け出して、ブルーノート行って、ジャズ聴きたい」と考えていたので、三つ子の魂百までというのは本当かもしれません。

ちなみにミャンマーでは、ムーミンはまったく知名度がありません。まったく気候の異なる北欧のキャラクターだから当然かもしれませんが。
ミャンマーでのムーミンの思い出は、去年、サンチャウン通りの生地屋でムーミン・プリントの生地が、店頭でバーゲンになっていたことです。もちろん生地はミャンマー製ではなく、韓国製でした。その時は面白いとは思ったものの、必要がないので買いませんでした。


その後、一時帰国する用事ができた時、日本にムーミン好きな友人がいるので、ミャンマーでムーミン・プリントを使ったプルオーバーをお土産として作ることを思いつきました。生地代と縫製費を合わせて、たしか1000円程度だったと記憶しています。こんな風に気軽にカスタム・オーダーできるのが、ミャンマーのいいところです。


その際、同じ店を訪れて、ムーミンの生地を買うのにとても苦労しました。ムーミンが店頭から片付けられていて、どこにあるのかわからない。店員さんに「ムーミン!、ムーミン!!」と連発しても、ムーミンはミャンマーでの知名度がゼロのため通じない。仕方ないので、くまなく店の棚を漁って、ようやく奥の方にしまい込まれたムーミンを発見しました。
生地を指差して「ムーミン!、ムーミン!!」と店員さんに教えてあげましたが、彼女たちはムーミン憶えてないと思います。

ちなみに、センター試験の設問の中に同じく北欧キャラのビッケが選択肢に入っています。


ビッケもアニメ化されてTV放映されていましたが、たしか小学生の頃だったと思います。ノベライズされたのか原作だったのか不明ですが、小学生の時、ビッケの登場する本を読んだ覚えがあります。コイツはたしか頭が切れて、腕力自慢の他の荒くれヴァイキングたちが手で石を運んでる時に、投石機使ったりして、一人で楽して成果上げていました。
私の経営哲学の原点は、このビッケの戦略思考からの学びにあります。もちろん嘘です。
というか思い入れないので、あまり憶えていません。
ネットで検索したらこんなんでした。


スウェーデンのキャラなのに、ノルウェーサーモンの広告に登場していて、もう何が何だか分かりません。
だいたいコイツは、親父がヴァイキングの王様だったので、略奪とか侵略とかが家業だったはずです。


殺伐としたヴァイキングの世界に生きるビッケ(たとえ、ビッケは争いが嫌いなキャラ設定だったとしても)よりも、のんびりとムーミン谷に暮らすムーミンの方が、私にとっては魅力的な生き方に感じられます。
おそらく、大多数のミャンマー人にとってもそうでしょう。
そういえば、ミャンマーの環境に耐えられるのは、ムーミン・キャラの人が多いような気がします。キリキリした、利に敏いタイプの人は向いてません。私見ですが。
5年前にはやたらいた、射幸心溢れる山師タイプの人は、ここ2、3年で見事にミャンマーで見かけなくなりました。
ハイリスク・ローリターンの市場環境の中で、自分の好きなことを見つけてコツコツやる人が、基本的にミャンマー向きだと、私は思っています。
努力が報われるか報われないかは、仏陀の謂う因果の法則に委ねるしかありません。あなたの前世のカルマが、今世での成功を阻まないことをお祈りいたします。
ミャンマー進出を検討されている方は、まずはご自分のムーミン度をチェックすることから始めたらいかがでしょう?

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2018年1月11日木曜日

【1月14日(日)】日本語通訳付きで注文服が作れます【Princess Tailoring Shop】

1月14日(日)10:00~12:30の間、日本のNGO AAR Japanさんが運営するテイラー・ショップのPrincess Tailoring Shopに、日本語通訳ボランティアのLさんが入ります。


ロンジーやワンピースなどのオーダーメイドの服をミャンマーで作ってみたいけれど、言葉の壁でためらっていた方は、これを機会に作ってみてはいかがでしょう?

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ロンジー生地を使用したワンピース

男性用ロンジー生地を使用したブラウス







シャン州産のコットンを使用したワンピース

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2018年1月8日月曜日

ミャンマーと革命とTシャツと私

ミャンマーでフィットネス・ジムを営んでいる年下の友人のため、Tシャツ・プリント用のグラフィックを作成しました。


ジムの名前がRevolution Gymなので、参考になる画像を探して、革命に関係する平面作品をネットで検索していたのですが、出てくる画像がなかなか面白かったです。

revolution illustrationのキーワードでGoogle先生に訊ねると、ロシア構成主義のプロパガンダ図像が表示されます。
アールデコ同様、100年経っても色あせないポップさと斬新さを感じさせる表現スタイルです。




2000年代に入っても、イギリスのロックバンド、フランツ・フェルナンドのジャケットに、こんな風に引用されていることからも、現代でも通用する普遍的なデザインであることが証明されています。


同様のキーワードで、ロシア構成主義の画像と共に引っ掛かるのが、中国共産党のプロパガンダ画像です。こちらは、ポップなロシア構成主義と対照的に、土着性を前面に押し出したところに特徴があります。




ついでなので、Tシャツと革命でも検索してみました。
当然のように真っ先に上がって来るのがこの人、チェ・ゲバラです。
ヤンゴンでも、ゲバラTシャツを着ているローカルをよく見かけます。たぶん、どんな人か分かって着ている人はほとんどいないと思います。
ゲバラは、Tシャツにプリントされる革命家として、名実共に王者ですね。
こんなスレが立ってしまう程ですから。
チェ・ゲバラはなぜTシャツにされてしまったのか
 

革命家とか社会運動家関連で、ゲバラ以外に定番なのが、この人たちです。

マルコムX

キング牧師

共通しているのは、みんなフォトジェニックで絵になる人たちということです。
なので、こういう人のは、流行りません。


そもそも、上の人は革命家としての評価も微妙ですが。

言うまでもないですが、ミャンマーのキング・オブ・革命家はこの人です。
絵になります。思わずTシャツにプリントしたくなる格好良さです。



サフラン革命のTシャツ

娘のこの人も絵になるし、フォトジェニックです。これも遺伝なのか。



日本だとTシャツ映えする格好良い革命家がなかなか思い浮かびませんが、敢えて選ぶならこの人になるのでしょう。他に挙げるなら、大杉栄くらいでしょうか。


60年代末から70年代初めの、日本で興った中核派、赤軍派などの左翼運動家の評価が低いのは、運動がひたすら陰惨な結果をもたらしたからというだけではなく、アイコン化される格好良い人がいなかったからという理由もあると、個人的には感じています。
Tシャツになって、絵になりそうな人いませんでしたよね。
なんかみんな貧乏臭くて、教条主義的で、ゲバラみたいなフォトジェニックな人がいませんでした。

やはり社会運動も、というか社会運動だからこそ、アイコン化されるタイプのフォトジェニックな人がイニシアチブを取っていないと成功しないし、後世の記憶にも残らないということなのでしょう。理念や哲学に共鳴して、損得を越えた自己投企を図るのには、そうした人が指導層にいないと、なかなか踏み切れないですから。
革命が興った国家で、上に挙げたようなプロパガンダ画像が多数制作されたのは、指導者がヴィジュアルの重要性を知悉していたからに違いありません。

革命ネタで、新たにグラフィック作ってみました。


元ネタはコレ。


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