2013年7月13日土曜日

ミャンマーでの情報収集の方法

ミャンマーに外国人が滞在していて、なかなか難しいことのひとつが情報収集です。
メディアもご多分に漏れず未整備(というか去年の8月まで検閲が施行されてた)なので、ミャンマー国内のニュースにもなかなかアクセスできません。
TVを点けても、大抵、お坊さんの法話が延々と流れているか、ミャンマー人歌手の歌謡番組が主なプログラムなので、あまり役には立ちません。
ミャンマー人にとって、最も大きな影響力があるメディアは口コミ・噂なのですが、いわゆる風説の流布が多くて信憑性には欠けます(笑)。
ただし、民間の参入規制がされていた産業分野の自由化、一等地にある国有地の借款などのビジネスに直結した、お金になる情報も、政府高官に近い場所にいると早く入手できるのも事実です。
そういったインフォーマルな情報源を別にすれば、この国で外国人がニュースを得るのにいちばんお手軽な方法はジャーナル(雑誌、主に週刊誌)です。
ミャンマーでは、 まだ新聞の発行が認可されていないため、ジャーナルが新聞の替わりのメディアになっています。
外国語のジャーナルは英語版のみなので、ミャンマー語のできない外国人は英語版のジャーナルを読むことになります。残念ながら、今のところ日本語版のジャーナルは存在しません。現在、ミャンマー在住の日本人は1,000人弱くらいなので、仕方ないことではありますが。

今回は、私が情報収集のため読んでいるジャーナルをいくつかご紹介します。
政治・経済・社会・文化の、バランスが取れた誌面作りをしているジャーナルを選んだつもりです。

Myanmar Times(週刊) 1,200チャット(約120円)

50、60ページとヴォリュームがあり、政治・経済以外にもアートやグルメ欄等の生活情報も豊富。
ミャンマー人のスタッフライターから、外国人記者の寄稿まで、多様な立場からの記事が読める。
質量ともに一番お薦めできるジャーナル。








Myanmar Business Today(週刊)1,000チャット(約100円)

誌名とおり、ビジネスの記事が主体。
外資系企業のミャンマー参入をチェックするのに便利。ミャンマー語の抄訳付。










Mizzima Business Weekly (週刊)1,500チャット(約150円)

ミャンマー人経営者へのインタビューが掲載され、ミャンマー企業の経営方針等を知ることができる。号によってはアート等の生活面の情報も掲載される。オールカラー。
掲載される記事数が少ないのが難点だが、ひとつの記事についての記述が詳細で、ミャンマーでは数少ない対象を掘下げた内容の記事が読める。  







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