2017年7月16日日曜日

【YANGON CALLING】新しいコンセプトで作ったドレスのモデル着用写真

前回の投稿でお知らせした通り、いままでロンジー向けの生地で生産していた洋服を、デザインの可能性を広げるため、サイズに制限のあるロンジー用の生地に限らずに、ミャンマー産の生地を使用して洋服を作ることにしました。

出来上がったサンプルを、Princess Tailoring Shop で日本語通訳のボランティアをしていただいているLさんに着てもらいました。





素材はシャン州産の良質なコットンを使用しています。
いずれのサンプルもフリーサイズで、通常価格45,000MMKのところ40,000MMKの特別価格でショップにて販売しています。

Princess Tailoring Shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】


 
以前の投稿でご紹介したVinya Couture ローカルファッションにエシカルな視点をプラスした「メイド・イン・ミャンマー」 というWebの記事に掲載されていました。
何度かブログに書いたことがありますが、縫製業は加工品として最大の輸出シェアをミャンマーで持つものの、生地などの素材はすべて中国等からの安価な輸入品で、ミャンマーの役割は低廉な人件費を利用した縫製作業のみとなっています。大規模な縫製工場が請負うのは、欧米や日本のファースト・ファッション・ブランドであるため、ミャンマーの服飾文化を洗練させたり、文化的な独自性を追求したりといった方向には向かいません。
ミャンマー在住者として、請負作業の安さのみが利点とされ、自国では消費されてない衣服が製造され、輸出されていることに違和感を感じていました。
同じ問題意識が共有されて同時多発的にブランドが立ち上がって、ローカル・ファッションのムーブメントらしきものが起こってきているのは心強いです。

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