2016年7月19日火曜日

The Rough Cutが繁盛していた~ミャンマー繁盛店の法則

サンチャウンにあるカフェ&バーのThe Rough Cutが繁盛店になっていました。
先週の土曜日に店の前を通りがかったら、人が店内に入り切らず、店外に人が溢れていました。



サンチャウンはダウンタウンのように、在ミャンマー外国人が行けるタイプの店が少ないので、近隣に住む外国人の溜まり場になっています。
ミャンマー人客もちらほらいて、外国人との交流を望む英語話者の人たちだと思われます。
ミャンマー人客は、以前はインターナショナル・スクールに通う年頃の若いミャンマー人がほとんどでしたが、今はそこそこ年齢層の高い客も来るようになっています。
今年の一月に私が店の存在に気がついた時は、開店して四ヶ月目くらいでしたが、まだお店の認知度が低くお客さんの数が少なかったです。
ここはイギリス人とカチン人の共同経営のお店で、半年前はお客さんが少ないと、双方の経営者がぼやいていましたが、今は認知度が高まり、常連客も付いて、どうやら軌道に乗ったようです。

私はまったく日本食レストランに行かないので、詳しい事情は知りませんが、経営が振るわず一年足らずで撤退する店が多いと聞きます。
ミャンマーに住む日本人は、絶対数が少ないので、日本食レストランでは集客が難しいのは当然ですが。
どうも日本食レストランに限らず、日本人経営のお店は、日本人にしかアピールしないタイプのお店を作って、少ないパイの奪い合いになっているケースが多いような気がします。
これからミャンマーへの出店を考えている方は、日本人のみを対象とするのではなく、在ミャンマー外国人全体をどうやって取り込むのかを考えるべきだと思います。

もちろん、ミャンマーで最も母数が多いのはミャンマー人なのですが、率直に言ってミャンマー人を顧客として取り込むのは、外国人には相当にむつかしいです。
嗜好や美意識が外国人には理解し難いところが多々あるので、ミャンマー人にアピールするお店は、現状ではミャンマー人にしか作れないのではないでしょうか。
簡単に言うと、ミャンマー人の民族衣装以外の洋装を見て、美意識とかセンスのあり所が外国人には理解できないのと同義ですね。

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