2017年3月1日水曜日

ミャンマーで初めてお金を盗られた件について

3月1日から3月8日までの間、いままで商品を置いていた Princess Tailoring Shop が移転準備中のため、同じサンチャウン地区のカフェ The Rough Cutでポップ・アップ・ショップ的に商品を置かせてもらっています。




朝から商品とハンガーラックをカフェまで運んで展示をしていたら、いささか場違いなインド系ミャンマー人のおばちゃん(額に紅の点を打っていた)が入って来て、バックやドレスの値段を訊いてきました。ずいぶん簡単に買うと決めてから(通常、色やサイズやデザインをかなり詳しく検分してから買うかどうかを決めます)、紙袋が必要と言い出します。
紙袋を徒歩10分の家まで取りに戻って、 これでいいかと言うと、今度は包装が必要と注文をつけます。
カフェのスタッフが包装用紙を20分くらいかけて近所の店に買いに行って、戻って来て、包装している間に何か言って店を出て行って、それきり戻ってきませんでした。
しばらくして、スタッフが自分のスマートフォンがないことに気がつきました。それからカウンターの中から現金も消えています。
自分のカバンの中の財布を見ると、高額紙幣(10,000チャット札)がごっそり無くなっています。
なんのことはない、最初から買う気なんてまったくなくて、いろいろ手間の掛かる注文をつけて、時間を稼いでおいて、店内で金目になりそうな物や現金の場所を物色していたわけです。紙袋を探しに行ったり、包装に手間取っている間に、目をつけておいた物品や現金を盗ると、そのまま姿を消してしまいました。
それにしてもずいぶん手際が良いものです。財布そのものではなく、すぐに発覚しないように現金だけ抜き取っているし。 包装作業に気を取られていて、カウンターの中に入ったのにも気がつきませんでした。
思えばこんな人が買うのかなとは、最初から感じてはいました。どちらかと言えば身綺麗ではないし、ファッションや雑貨に興味がありそうなタイプには見えませんでした。
自分が雇用しているスタッフではないのに、包装紙買いに行ったり、包装してもらったりして申し訳ないなと思って注意が散漫になっていたら、やって来たのはこんな顛末でした。 
やはり最初の違和感や直感を大事にして、気をつけるべきなのを今回の件で痛感しました。
いままで、日中はミャンマー人と一緒にいる時間が長く、この種の詐欺師が寄って来なかったため、被害にあったことはありませんでした。この時はカフェの共同オーナーのイギリス人と従業員のミャンマー人の女の子と日本人の私の三人だったので、与し易いと見て店内に入って来たのだと思います。
彼女が来た後、途中でイギリス人は所用でいなくなり、私とカフェの従業員だけの二人だけでした。
カフェのスタッフは、いろいろと注文をつけられて大わらわだったので、私がもっと注意しておくべきだったと反省しています。

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