2017年2月15日水曜日

ミャンマー製メンズシャツのサンプルが完成しました

昨年、11月より取り組んでいたメンズシャツの製作ですが、ようやくサンプルの第一号が完成しました。若干の修正はありますが、90%くらい思い通りに出来上がりました。サンプルをあと二、三回作って微調整した後、3月か4月に製品化して店頭に置けるのでないかと思います。

メンズの場合、機能性と実用性が強く求められるため、その辺りにこだわった作りになっています。
フロントのラインは二重化してボタンが隠れる仕様となっています。トップは襟のボタンで留めることができるため、オープンカラーとトップを留めた状態の2つのスタイルが楽しめます。
実用性と機能性を重視してポケットは複数つけていますが、シンプルな外観を保つためにスリット・ポケットの仕様を採用しました。


フロント・ボタンを二重化してボタンが隠れる仕様になっています

オープンカラーとトップをフックで留めて閉める2つのスタイルが楽しめます

お分かりのとおり、若干のミリタリー・テイストを加えたデザインとなっています。
パターンが複雑なため、縫製に手間取りパターン完成からサンプル完成まで、約3ヶ月を要しました。
YANGON CALLINGとしてリリースする初めてのメンズを対象とした商品です。
もちろんブランドのコンセプトに従って、ミャンマーの生地を使用して、ミャンマーで製作しています。


袖口は折り返してダブルにして、アクセントを付けています


機能性を追求して、胸元と裾側にポケットを配置しています

いままでレディースを製作していましたが(バックはユニ・セックス)、自分が消費者ではない門外漢なため、かなり試行錯誤して商品を完成させています。日本の一時帰国時やバンコクへの一時出国の機会には、片っ端からレディースの服を見て回って商品勘を作ることに努めてきています。ユニクロ、無印、GAP、ZARA等の低価格帯のブランドから、SACAI、ヨウジ・ヤマモト、コム・デ・ギャルソン、Dior、GIVENCHY、PRADAのような日本やヨーロッパのハイブランドまで、ずいぶん沢山のショップを回りました。バンコクではBTSと徒歩で移動しているので、歩き過ぎて足が動かなくなり、バンコクの街中で歩けなくなったことも何回かあります(笑)。
そんな風にファースト・ファッションから、ハイブランドまで網羅、一覧して、ミャンマーの素材や生産体制の中で作れるものを検討して、落とし所はこの辺かなと想像しながら製品を作っています。

メンズの場合は、パターンが複雑で縫製に時間がかかることを別にすれば、かなり楽でした。
何しろ、自分が消費者なので、基本、自分が欲しい物を作れば良いので。
実用性とファッション性を兼ね備えた、今までのミャンマーにはない商品になるのではないかと自負しています。
ただ、縫製が複雑なので製作に時間がかかり、量産化できるかどうかどうかの懸念がありますが、なんとかなるだろうと楽観しています。ミャンマーで暮らす中で学んだのは、どんな状況だろうが、見通しがなかろうが、楽観的であることです。
製品化できたら、また、ブログやFB Pageで告知します。

製品についての最新情報は、YANGON CALLINGのFB Pageで随時更新しています。「いいね」していただけると嬉しいです。
https://www.facebook.com/ygncalling/

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