2019年1月15日火曜日

The Makers Market #2 反省会

今週日曜日の1月13日に、二回目の開催となるMakers Marketに出店しました。
前回同様、いろいろと反省点が見つかりました。

反省点その1

今回は初っ端から、小さな事件が起こりました。
展示品を詰めたバックパック2つとトートバッグ3つ、ハンガーラック2つを積み込めるタクシーを、一人でかなり苦労して路上で拾って、料金交渉して、やっとの思いで会場に着いて、やれやれとトランクから荷下ろしをしていると、1分も経たないうちに後でバリバリという異音が。
振り向くと路肩に置いた姿見が、後続の出店者の車に轢かれて、無惨にも粉々になっている。不意の出来事に感情のコントロールを失い、その車に乗っていた3人に怒鳴り散らす。
物理的な被害よりも、なんとかタクシーに荷物を積み込んで、会場に辿り着き、よしやるぞと自分を奮い立たせて、テンションを上げていた直後に、こちらの気持ちに水を差すような、さらに言えば、今回のイベントの成否に影を落とすような不吉な出来事を起こされたことへの怒りが大きい。
ミャンマーだと、こういう場合、相手が開き直って、まったく悪びれず、謝らないことが多いのですが、このときはオーナーらしき人物が平謝りしてくれました。綺麗な英語を話していたので、実家が裕福なミャンマー人によくいる、海外で高等教育を受けたミャンマー人だと思います。
代わりの鏡をこちらで準備するから、と言ってましたが、あまり当てにせず、とりあえず自分のブースで設営作業に入りました。

ミャンマーは、やる気とか熱意とか向上心とかに類する感情を吸い込んで、漆黒の闇の中に引きずり込むブラックホールみたいな性質がありますが、何も今日みたいに、俺が珍しくやる気出している時に、こんなこと起こすことはないじゃないかとブツブツ言いながら。
作業を続けているうちに、だんだん冷静になってきて、いい年してあんな風に感情を爆発させるような怒り方をしたのは恥ずかしかったな、と反省しました。路肩に寄せていたとは言え、路上に置いたのは自分なんだし(相手が駐車させようと端に車を寄せて来た時に、荷物を轢かれた)。

そうこうしている内に、向こうのオーナーが代わりの鏡を持って、私のブースにやって来ました。約束が守られるのを期待していなかったので、ちょっと驚きました。
鏡を受け取った際に、さっきはあんな風に感情を爆発させてごめん、と謝りました。
ミャンマーでは、人間の器量が試される事案にしょっちゅう遭遇しますが、私の場合、たいてい逆上して、自分のキャパシティの小ささを思い知らされます。
今回のイベントでも、改めて寛容であることの大切さを教えられました。
まあ、ある意味寛容過ぎて、厳格さとか緻密さを著しく欠いているため、世界基準に達している国内産業も、国際競争力のある企業も存在しないのも事実なんですけど。

反省点その2

午後6時を過ぎ、日が落ちて、暗くなると展示品が見えなくなります。
主催者側が、テント一つにつき、蛍光灯一つを設置していますが、それだけでは十分とは言えません。そのため、今回は、ミャンマーで入手できる蛍光灯ランプを持っていきましたが、それでも暗くなると商品がよく見えなくなりました。
照明の量だけではなく、展示方法にも工夫を凝らす必要があることに、今更ながら気付きました。単にテントの内側に照明を入れても、外を歩く来場者には逆光となって、商品が見えません。展示品に照明が当たるような、レイアウトを考案する必要があります。
次回の課題として、何か対策を考えます。

一人で店番をしているので、今回もあまり他のブースを見る時間がありませんでした。
自分で写真を撮る余裕もなかったので、インスタグラムで見つけた、どなたかの会場の写真を転載させていただきます。



今回も撤収時は、近所の友人F氏に手伝っていただきました。
どうもありがとうございます。

第3回はおそらく二月の第二週か第三週の日曜日になると思います。
その時も、参加する予定ですので、お時間あればお越しください。

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