バンコクでも水祭をやっていますが、ヤンゴン程の狂乱状態でもないので、それほど激しく水を掛けられることもありません。参加したい人同士で、楽しくやっているという趣です。
せっかく大都会のバンコクに来たので、ミャンマーで製作中のワンピースのヒントになりそうなショップや場所を訪ね歩いています。
タイは亜熱帯の気候で、固有の布文化を持つという、ミャンマーと気候・文化が近しい国なので、参考になる事柄も多いです。
そして当然のように、伝統的な布を使用したり、まだ地域社会に残る手仕事を活用したワンピースも製作・販売されていました。
やはり人間の考えることは、大差がないですね。
プロンポンのショッピングモールEmQuatierでのタイの独立系デザイナーによる展示販売のコーナーにも、ワンピースがありました。
同じくEmQuatier内のタイ人デザイナーのブランドを集めたフロア。
ここはエスニック色より、コンテポラリー寄りのテイストが強い服が多かったです。
展示も趣向を凝らしています。ミャンマーでは、こうしたディスプレイ方法は見れません。
タイとミャンマー、何でここまで差がついた。慢心?、環境の違い?
次は、バンコクを代表する高級モールのSian ParagonのThai Exoticコーナーの展示です。
チェンマイを拠点に活動するデンマーク人により運営されているブランドGingerのコーナー。
このブランドの商品は、デンマークとタイのテイストを融合させたブランドとして一部で人気が高く、日本でも販売されているそうです。
現地のフリーペーパー読んでいたら、もともとは日本のFrancfrancなどにホームウェアを卸す事業を営んでいたが、中国と競合し始めたため、オリジナル・ブランドに戦略を切り替えたのが、ブランドの始まりという創業者のインタビューが載っていました。
これは、また別のタイブランド。
市場で揉まれている分、ローカル素材の魅力を生かした商品への落とし込みが上手いですね。
これはミャンマーでも参考になるのではないかと思ったのが、Lofty Bambooというフェアトレードのお店です。モン族やリス族といった、ミャンマーでお馴染みの少数民族の伝統的な素材を使用して、細部まで作り込んだ商品が販売されています。店舗のインテリアもなかなか洗練されています。
シンプルで普段使いできそうなデザインのワンピースもありました。
もうひとつ参考になると思ったのが、トンローのBlue Dye Cafeの隣にあったお店です(ショップ名不明)。
Blue Dye Cafeの店内
ニットのワークショップと洋服の販売を兼ねたショップです。
Blue Dye Cafeは居心地の良いカフェなので、何回か行っていましたが、ここは入口が奥まった場所にあり、木立に隠れているので、今まで気付きませんでした。
外から見たお店の入口
ミャンマーで活動するNPOのAAR Japanさんも職業訓練校と工房を兼ねたスペースを持ち、ヤンゴンのサンチャウンでPrincessというオーダーメイドのテイラーショップを運営しているので、こうした雰囲気に改装すれば、外国人客を呼び込むことができるのではないかと思いました。
ずっと同じ場所に居て、考え続けていても煮詰まることが多いので、視点を変えたアイディアを得るために移動することも大事だなと改めて感じます。
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