この企画についての前回の投稿は、こちらです。
型紙は日本のパターン製作会社が作成していますが、ワンピースの製作は、ミャンマーで活動するNPOのAAR Japanさんにお願いしています。
出来上がったサンプルの写真を送って頂きました。
想像していた出来上がりと何かイメージが違う。
1枚目の写真は、生地の柄が上下逆になっています。
2枚目は柄の方向は合っているが、上部が無地で、最下部で柄がちょん切れているので、寸詰まって見えて全体のバランスが良くない。
生地の種類によって無地部分が上部に多くあったり、下部に多くあったりするので、機械的に最上部に型紙を当てて製作すると、全体のバランスが綺麗に見えるように柄が取れないことが判明しました。
縫製はさすがに丁寧で、裏地を付けて、指示書通りにポケットの内袋も付いています。
ただ全体のバランスが良くないと商品力がないため、型紙を当てる際のルールが必要と気付きました。
そこで作成したのが、こちらの案です。
生地の種類によって様々なパターンがあるので、このルールで統一できるかどうかは、まだ不明ですが、次回のサンプルはこのルールに則して製作することにします。
実際に製作してみると、いろいろと問題が出てきますが、初めての試みなので当然ですね。
まあ、いろいろと乗り越えるべき課題はありますが、作っている人たちのこういう笑顔を見ると気持ちが救われます。
そして細かい仕様・注文にも誠実に応えてくださる、担当のN氏にも感謝します。
この時期、ミャンマーは水祭の長期休暇の時期なので、次回のサンプルの出来上がりは、水祭明けの5月上旬頃になりそうです。
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