2015年6月24日水曜日

ミャンマー最強のカフェRangoon Tea House

ヤンゴンに住みはじめた3年程前に、一人でゆっくり本が読めるカフェを探して、街を歩き回ったことがあります。
まずは、よくあるローカル仕様のカフェを試してみましたが、読書に向いていませんでした。
椅子が低過ぎて座り心地が悪いし、15分おきに偽托鉢僧や物乞いがやってきて、とても読書に集中できる環境ではありません。
その時期に外国人が想像するカフェらしいカフェは、Coffee Circleくらいでした。
ただ、Coffee Circleは飲み物が完全に外国人価格で、ミャンマーで普段使いのカフェとして使うには割高過ぎます。インテリアもBGMも微妙にズレていて、カフェとしての完成度も価格に見合っているとは思えませんでした(ここは、最近、改装しました。改装してからは行ってません)。

そんな訳で、ミャンマーでプライベートな空間が確保できる、居心地の良いカフェを探すのはずっと諦めていたのですが、最近ヤンゴンにもそうした空間を提供するカフェがいくつか現れはじめました。

現時点でミャンマー最強のカフェは、Rangoon Tea Houseだと思います。


開店して、まだ一年経ってないと思いますが、いつもお客で賑わっているようです。


お店へ行ったのはランチタイムが過ぎた、日曜日の午後3時でしたが、ほぼ満席でした。
客層は外国人とミャンマー人が半々です。


ミャンマーのローカル・カフェで一般的に飲まれている紅茶ラペイエが、一杯1720チャット。ローカル・カフェだと300チャットなので、ローカル価格の約5倍の値段ですが。この居心地の良さなら気になりません。
メニューもミャンマー料理を外国人向けにアレンジした料理が多く、中途半端なバーガーやサンドイッチ出す店より好感が持てます。ただ、食事の料金は、ローカル店の出すミャンマー料理の約10倍くらいです。

BGMの選曲にもぬかりがありません。


アレサ・フランクリンのDay Dreamingとダニー・ハザウェイのSomeday We'll Be Freeが続けてかかった時は、ここは本当にミャンマーか?、と思いました。
ミャンマーでこういう選曲に方向性とか一貫性がある店って、いままで一軒もなかったので。


オーナーはイギリス帰りの若いミャンマー人で、店に常駐してカフェの雰囲気を維持するよう目を光らせているようです。
従業員に任せて、店を放置しておくと、勝手にミャンマーのヒップホップとか大音量で流して、店のコンセプトや世界観を台無しにしたりしますからね(ミャンマーは、そういう店が多いです)。

ただ残念なのは、このカフェはダウンタウンに立地していて、私の住むサンチャウンからは遠いことです。タクシーで20~30分の距離です。

そんな訳で、いま近所の友人たちとサンチャウンでカフェできないかなと話し合ってます。店のスタイルは、ポートランド的なシンプルなスタイルで行きたいと思ってます。


看板もこんなシンプルな感じで。
こんな看板があれば、とうとうあの手の店がサンチャウンにできたのか!、と近所の外国人がほいほい入ってくると思います。
ミャンマー在住の外国人は、みんな行く店の選択肢が少なくて困っているので。
問題は、看板に見合う完成度の店が作れるかどうかなんですが。

という訳で、飲食のことが分かって、ミャンマー人のマネジメントができるカフェのマネージャーも探しているので、ご興味がある方はご一報ください。

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