ローカルの家具店に置いている商品は、やたら大きくて場所を占有する、過剰に装飾的で概してシンプルなインテリアを好む外国人の嗜好に合わない、現地の生活様式に合わせているためテーブルや椅子の高さが低過ぎて使えない等の問題があります。どのお店でも置いている家具が、画一的なローカル向けにデザインされたもので、仕上げも雑な場合が多いです。
チーク材などの良質な木材が入手し易く、手作業を担う家具職人の数が多いにも関わらず、ミャンマーでの家具購入の選択肢は意外に少ないです。近年、外国人が増えたため、Facebookでもミャンマー在住外国人向けのフォーラムで、「どこか良い家具屋はないのか?」という質問を見かけるようになりました。
昨日、見学に行った家具工房がデザイン・品質ともに非常にレベルが高かったので、ご紹介します。
ヤンゴン郊外の北側に工房があり、林の中の奥まった場所に工房を構えています。
オーナー一押しの自信作のディレクターチェアです。1930年代のデンマークで作られた家具を研究して復刻したもの。背もたれと台座は上質なレザーを使用しています。
こちらは現在企画中の折り畳み椅子。背もたれの部分のデザインと畳んだ時の噛み合わせが良くないことに満足がいかず、研究開発中とのことです。このような完成度へのこだわりを持った工房は、ミャンマーでは貴重です。同地の製品は、概ね大味で雑な仕上がりなので。
職人さん達の作業風景。
ガレージに置いていた1952年式のジャガー。オーナーのこだわりや美意識が垣間見えます。
Sir. Bo Ni furnishings
826-C, Aungzaddy St. (Off Pyay Rd.)
10th Mile, Sawbwagyigone
Insein Tsp, Yangon
Ph: 09 420158693
Email: sirbonifurnishings@gmail.com
Open: Mon-Fri 8 am to 6 pm
家具難民になっているヤンゴン在住の外国人には、この工房はありがたい存在だと思います。
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