2015年4月27日月曜日

カンボジアでミャンマーを考えた3〜レストラン・カフェ編

カンボジア編もこれが最終回です。
今回は、カンボジアのシュムリアップのレストラン・カフェについて。

別に何の思い入れも予備知識もなく行ったカンボジアですが、実際に行ってみると、どんな歴史や文化があったのか、いろいろと興味が湧いてきます。
Youtubeで70年代前後のカンボジアの映像を見つけましたが、当時の近代的な街並や人々の洗練されたファッションや立ち振る舞いにかなり驚きます。
この映像は昨年アメリカ人によって製作された、内戦前に盛んだったカンボジアのロック文化を扱った記録映画のダイジェストです。
内戦がなければ、カンボジアはどんな国になっていただろうと思わず考えてしまいます。



平和な日本にいると忘れがちですが、国情が安定していて、武力や暴力による大きな争いがないことが、文化や経済が発展するための大前提ですね。

さて、カンボジアでの食事ですが、基本的になにを食べても平均以上の美味しさでした。
ハンバーガーのバンズは歯ごたえがしっかりしているし、ピザは生地がパリパリしてるし、パスタはチーズと相性の良い生パスタ使っているし、要するにその料理に期待する食感や素材感をしっかりクリアしています。パブストリート周辺の飲食店は、旅行客が主な客層なのも理由でしょう。しかも概ね一皿5USD程度で食べられます。これは今のミャンマーにはないクオリティと価格帯ですね。ミャンマー在住者として、早くミャンマーも食のレベルが向上することを切に願っています(笑)。



 レストラン街の雰囲気もちょっとパリの街角みたいで、さりげなくお洒落です。





日本人経営のカフェ・レストランもありました。ここは定食がビール付きで10USDと他のレストランと較べてちょっと割高なせいかお客さんが少なかった。料理は丁寧な作り方だったし、インテリアも小綺麗で居心地良かったですけどね。



東南アジアの年末年始にあたる期間だったため、ミャンマー同様ステージで音楽が演奏されていました。
パブストリート周辺は、バンコクのカオサンとよく似た雰囲気の街角です。ストリートが盛り上がるのが夜9時を過ぎてからなのですが、日中の遺跡巡りで疲れている上、一人で来ているので、飲み過ぎて潰れるわけにもいかないので、残念ながら早めに退散しました。宿泊先はここから徒歩30分くらいの場所だったので、痛飲して深夜に帰るのはキツい。今度来るときは、この周辺で宿を取るのもいいかなと思いました。


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2 件のコメント:

  1.  カンボジアのことは、よく知りません。これまでポルポトとアンコールワットしか目にしませんでした。 
     この映像でびっくりしました。この映像に出てくる人たちは、ポルポトから殺害されたのでしょうか。元通りに復興するには、カンボジア人の教育からスタートしなければならず、時間がかかりそうです。
     ラングーンも、1960年ころ、ロンドンへの航空便もあり、大丸も進出して、東南アジアで最も活気があったと言うことですが、タイに越されて先は長そうです。

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    1. 60年頃にはヤンゴンが、70年頃にはプノペンが東南アジアで発展していた都市のようですね。
      ミュージシャンの方の多くは、ポルポト時代に粛正されたようです。死亡時期がほとんど同時期なので。

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