2017年11月3日金曜日

【Princess Tailoring Shop】日本語通訳付きでロンジーや注文服が作れます【11月5日(日)】

11月5日(日)10:00~12:30の間、日本のNGO AAR Japanさんが運営するテイラー・ショップのPrincess Tailoring Shopに、日本語通訳ボランティアのLさんが入ります。


ロンジーやワンピースなどのオーダーメイドの服をミャンマーで作ってみたいけれど、言葉の壁でためらっていた方は、これを機会に作ってみてはいかがでしょう?



こちらのサービスについての注文方法・料金については、以下の投稿をご覧ください。
ロンジー生地で作るワンピースの料金を改定しました

その他、お客様のデザインによる完全なオーダーメイドも作成できます。

Princess Tailoring Shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】


雨期も終わり、気持ちの良い天気の毎日です。
新しい服で外出したくなったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年11月2日木曜日

【無料企画書付き】サンチャウンのカフェThe rough cut物件の継続利用者募集

本ブログでも何度か紹介したサンチャウンのカフェThe rough cutが先週末をもって閉店しました。

在りし日のThe rough cut

以前の投稿
サンチャウンに完全ブルックリン仕様のカフェ&バーが出来ていた
The Rough Cutが繁盛していた~ミャンマー繁盛店の法則

サンチャウン在住の外国人ならみんな知っている有名カフェだったのですが、従業員の定着率が低かったことで、お客さんを呼び込むフードメニューが作れず、イベント開催時や週末を除き客席回転率が低かったのが理由かと思われます。とても落ち着くお店なのだけど、頼むものがコーヒーとビール以外にないという感じでした。他にも簡単なカクテルもありましたが。

共同経営者のイギリス人が手をかけてコツコツ内装を作り上げたお店なので、ある種の現代文化遺産としてサンチャウンの地に残っていて欲しいなと個人的に感じています。
オーナーとしても愛情と手間暇とお金をかけて作り上げたお店なので、できれば賃貸を継続したままサブリースしたいという意向です。
このお店は、アートや音楽や文学などのヤンゴンの文化発信基地にしたいというオーナーの個人的な志を持って作られましたが、パトロンなしの文化活動はやはり困難だったようです。しかもミャンマーのお金持ちは、文化活動のような換金性の低いものに投資したがりません。
残念ながら(と言うべきか)、夢や理想を追求するには経済的な裏付けが必要ということでしょう。特にアートや音楽や文学は、ある意味道楽なので。自分もかなり道楽気質の人間なので、人のことはあまりというかまったく言える立場ではありませんが。

そんなわけで、物件を引き継いでいただけそうな何人かにお尋ねしたのですが、なかなか今すぐ出店というわけには行かないようです。

The rough cutは良いお店でしたが、オーナーが二人とも男性だったこともあり、ちょっとマニアックで無骨過ぎる雰囲気がありました。従業員の定着率が低く、集客力・収益性のあるメニューが作れなかったこと以外に、周辺環境と馴染まないアートな雰囲気だったためローカル客が寄り付かず、客層が外国人に偏っていたことも、継続できなかった理由としてあげられます。

こうした事実を踏まえて、この物件を居抜きで借りることを検討される方のために、企画書を作成してみました。

場所はサンチャウン・ストリートから入ったミン・ストリート沿いです

この企画書の基礎となる市場背景は以下の三点です。
まず、ミャンマーには外国人が食べられる油分少なめのミャンマー料理屋が極めて少ないです。Ranggon Tea Houseなどはそのカテゴリーに入るでしょうが、プレミアムが相当乗ったお値段になっています。次に、新鮮なフルーツが手頃な価格で容易に手に入る環境にも関わらず、砂糖等の添加物抜きのフレッシュ・ジュースが清潔な環境で飲める場所もミャンマーにほとんどありません。最後に、手頃な値段で食べられる、激甘ではない美味しいスィーツもほとんどここには存在しません。今までローカル店のスィーツで、食べて美味しいと思ったのはエッグタルトのみです。
以上の三点を鑑みて、軽食・フルーツ・スィーツを主体とした、女性向けのカフェを開店してみたらどうかと企画を考えました。

上の企画書を無料で公開いたしますので、ご自由にお使いください。
また、The rough cutの物件を引き継いで何かやりたいという方はオーナーにお繋ぎしますので、お気軽にご連絡ください。もちろん、私の案と同じお店でなくても結構です。店舗ではなく、事務所として使用しても良いかと思います。
800,000MMK/月、3ヶ月分の賃料前払いが現在の条件です。
アルコールのライセンスは、営業時にはありましたが、売却したので今はついていません。
ミャンマーでは例外的に、インテリアが最初からかっこいい物件なので、内装工事の初期費用は節約できます。

参考になったら、クリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月28日土曜日

10月28日、29日 Ocean Super Marketで商品を展示します

今週末の10月28日(土)、10月29日(日)にOcean Super MarketのShwe Gone Dain店にて、YANGON CALLINGの商品を展示販売しています。

お近くにお寄りの際は、チェックしていただけると嬉しいです。
今回の展示はブラウス、シャツ、パンツなどの単品が中心となりますが、一部ワンピースも展示販売しています。

サンチャウンまでなかなか遠くて来れなかった方は、この機会にご覧いただけるとありがたいです。

Ocean Supercenter (Shwe Gone Daing Branch):
Corner of Shwe Gone Daing & Ba Nyar Da La Road, Bahan Township, Yangon











魅力的なローカル・ブランドが育って、
ミャンマーの買物が楽しくなればいいな、
と思ったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月27日金曜日

久しぶりにダウンタウンに行ってみた〜Urban86はヤンゴンの新名所になるのか?

先日、ヤンゴンでローカル向けの飲食店を営むO氏と観光客向けのお土産を作っているSさんから、同じタイミングで、ダウンタウンに新しいナイトマーケットが建設中で、今テナントを募集しているから、早めに契約した方がいいとのアドバイスをもらいました。
Urban86という商業施設です。シンガポール資本による運営で、バンコクのナイトマーケットの運営経験者もこのプロジェクトに加わっているようです。
後になって、私のFacebookページを見た運営者の一人から、メッセンジャー経由で営業が入っていたのを思い出しました。そのときは、送られてきたパンフ見て利用料が高いので速攻で諦めました。


そうは言うものの、O氏、Sさん共に、今後ヤンゴンを代表的する新名所になると力説していたので、どんなものか気になってきます。月極で借りるのは無理としても、週末だけでも試しに出店してみようかなとも思い始め、とりあえず現場を見に行くことにしました。
普段は、サンチャウン地区に籠り切りなので、ダウンタウンに行くことは2、3ヶ月に一回くらいです。昨日久々に、ピーロードのバス停から、37番バスに乗ってダウンタウンに向かいました。今年の始めに路線変更して、渋滞解消のためダウンタウンへのバスの乗り入れが禁止されたため、ダウンタウンの外縁部が終点となり、そこから中心部に行くまで1Kmくらい歩く必要がありましたが、いつの間にかシャングリラ・ホテルの前のバス停まで行き着くようになっていました。交通費の節約のため、普段バスを利用している身にとってはありがたい変更です。

スーレーパゴダの公園前を数百メーター東に行った場所にUrban86はあります。
ミャンマー初の屋内型ナイトマーケットという触れ込みです。現場は、現在建設中で、12月開業予定です。建設現場を見るとフードコートと物販エリアが分かれていて、フードコート・エリアにステージを設営中でした。
この辺りはダウンタウンでもあまり観光客・外国人向けのお店が無いエリアだと思いますが、この施設が呼び水となって、周囲の環境も変わるかもしれません。




一人で借りるとしたらDIY CARTになりますが、パンフレットで見る限りドレスなど着丈の長い服を掛けるのには高さが足りないのではないかと感じていました。支柱に出っ張りがあるので、着丈が長い服はこちらに掛けるのもアリかなと現物を見て思いました。



久しぶりにダウンタウンを訪れたので、帰りにローカルに人気のある37thストリートのミャンマー料理屋に寄りました。カフェテリア形式で、三品選んでご飯が付いて、2,500チャットとリーズナブルです。油分もミャンマー料理にしては控えめです。数あるローカルのミャンマー料理屋の中でも、外国人が食べて美味しいと感じる数少ないレストランです。
ミャンマーへ進出する飲食店の方々は、日本食料理店なんかではなく、こうしたタイプのミャンマー料理屋を洗練させたタイプのレストランを開業した方が成功する確率は上がると思います。





実際、そうしたカテゴリーに入るRangoon Tea Houseはヤンゴンで最も成功したレストランになっています。このカテゴリーはまだ競合が少ないので、参入の余地は残っています。

少しづつではありますが、外資の流入や、海外に住んで従来とは違った考え方やセンスを持つミャンマー人がミャンマーに戻ってきて、街の様相も変わりつつあるようです。

参考になったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月24日火曜日

【YANGON CALLING】商品が入荷しました

売り切れになっていたデザインのドレスや、サイズ切れになっていたシャツを再入荷しました。

シャン州産のコットンを使用したワンピースです。ざっくりとした素材感とタックから生まれるドレープ感が特徴です。



V-neck Tucked Dress: M saize 45,000MMK

こちらは、ロンジー生地を使用したタンクトップです。後ろで結ぶリボンが特徴です。ジーンズなどとも相性の良いボトムスを選ばない一着です。



Tank Top Blouse: M size 25,000MMK


Tank Top Blouse: L size 30,000MMK
男性用の高級なロンジー生地を使用した開襟シャツです。大きめのポケットが三つついていて、スマートフォンが収納できます。実用性とデザイン性が両立した、ミャンマーで重宝するシャツです。



Open Collar Shirt: S~L Size 40,000MMK

現在、サンチャウンのPrincess Tailoring Shopで取り扱っています。

Princess Tailoring Shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】


ミャンマーの素材を使って、ミャンマーで作る服
いいなと思ったら、クリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月19日木曜日

【Princess Tailoring Shop】日本語通訳付きでロンジーや注文服が作れます【10月22日(日)】

10月22日(日)10:00~12:30の間、日本のNGO AAR Japanさんが運営するテイラー・ショップのPrincess Tailoring Shopに、日本語通訳ボランティアのLさんが入ります。


ロンジーやワンピースなどのオーダーメイドの服をミャンマーで作ってみたいけれど、言葉の壁でためらっていた方は、これを機会に作ってみてはいかがでしょう?



Princess Tailoring Shop 【No.8 Ground Floor, Nyaung Tone Road, Sanchaung Township, Yangon (レストラン喜洋洋の二軒左隣)】


雨期も終わりだし、新しい服で外出したくなったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月18日水曜日

ミャンマーで読書会を開催しました

ミャンマーの本好きの有志を募って、今週日曜日の10月15日に読書会を開催しました。
第一回目となる今回は、サンチャウンのカフェで開催しました。
参加者は、私を含めてミャンマーで自営業を営んでいる日本人四人です。

課題図書は、ラッタウット ラープチャルーンサップの短編集『観光』でした。5、6年前に日本のいろんな雑誌の書評で大プッシュされて話題になった本です。 


参加者の感想は、外国人の観光客がやってくるタイの人々が相手の幻想を理解していて、それを生活の糧として利用するしたたかさや逞しさが印象に残ったというものが多かったです。
参加者全員がミャンマー在住者のため、タイに行ったことが何回もあります。全員何らかの形でタイでボラれたり、ボラレそうになった経験があるので、そうした感想が目立ったのかもしれません。
その他に、母親との関係性が親密で独特だという指摘もありました。これはミャンマーとも通じるところがあるので、東南アジア特有の家族関係なのかもしれません。
また、南国の幻想を外側の観光客達から押し付けられている現地の人々のリアリズムや哀しみに胸打たれたという感想もありました。
東南アジア特有の貧富の差や特権階級に属する人たちの横暴さなども、本書に描かれているからです。
作家が描きたかったのも、タイを含めた東南アジア特有のそうした両義性ではないかと思いました。

参加者同士で話し合って、次の課題図書は、『仏教思想のゼロポイント』になりました。
ミャンマーの僧院で修行を続けている日本人の仏教研究者 魚川祐司氏の著作です。
何度か当ブログにも書いたことがありますが、ブッダの伝えた教義を忠実に守り続けている上座部仏教と、中国南方経由で様々なアレンジを経て日本に伝わり、さらに土着化のため変更が加えられている日本の大乗仏教とは相当に異なります。

ミャンマーの上座部仏教の教えと実践を体系的に書いた日本人による著作は今まで少なかったのと、仏教の門外漢にも分かりやすく記述されていたため、本書は日本でも話題になりました。ミャンマーを理解するには、上座部仏教の知識が不可欠ですが、そうした意味でもミャンマー関係者の必読書と言えそうです。
過去に、魚住氏の著作をネタに記事を書いたことがあるので、ご興味があればどうぞ。



11月に二回目を開催したいですが、日程はこれから決めます。
日程については、改めて情報をアップします。
読書会への参加を希望される方は、本ブログの プロフィール > お問い合わせ > メールをクリックして、ご連絡ください。

読書会行きたくなったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

2017年10月13日金曜日

【ネタバレ】ミャンマーでの繁盛店の作り方

ミャンマーに進出した日本食レストランの撤退が相次いでいるとの情報をFacebookの誰かの投稿で読みました。私はまったくと言っていいほど行かないので事情は分かりません。
ただ、それはそうだろうなとは思います。
ミャンマーに住む日本人の数は推定3,000~4000人です。そのうち日本食レストランに行く層は、本社から派遣された駐在員や政府機関の職員などの約10%(300~400 人)です。
残りの90%のNGO勤務者、現地採用者、ローカル企業勤務者、自営業者などは、ローカル・レストランに比べて割高感があること、日系企業の駐在員社会から距離をおきたいなどの理由で、ミャンマーの日本食レストランには行かないことが多いです。現地で、日本人あるいは日本人駐在員向けのビジネスを営む自営の在緬日本人は別として。
ミャンマーで日本人にのみアピールするお店を作っても、そもそも全体のパイが小さいので、経営が成り立たないのは当然ではないかと思います。
ミャンマーでレストランを作るなら、日本食レストランを作るのではなく、従来ないタイプの清潔でヘルシーなミャンマー料理を提供する、リーズナブルで洗練されたレストランを作った方が良いのではないかと数年前から思っていました。
実際、3年前にできたイギリス帰りのミャンマー人が創業したRangoon Tea Houseは、現在、ミャンマー屈指の人気カフェ・レストランになっています。

ミャンマー在住日本人は、日本人と日本語を話す少数のミャンマー人から成り立つ日本語圏の中でのみ活動している人々が大部分で、英語を話すミャンマー人、アジア人、欧米人社会との交流が基本的にありません。そのため、日本語圏のみにマーケティングしても、日本語圏の外へ情報が広がりません。

以前の投稿、ミャンマーの英語圏と日本語圏の市場規模の違いを考えたで書いたように、ミャンマーの日本語圏と英語圏の市場規模は、10倍くらいあります(推定値です)。
英語を話すミャンマー人は、海外で高等教育を受けた富裕層とかなり重なります。
大企業のように、ミャンマー全体の市場を対象としたマスプロダクトを販売する体力がない中小企業や個人は、この層にターゲティングするのが妥当だと思います。

ミャンマーに進出した多くの日本人が日本語圏の市場のみをターゲットとしている今の状況は、すでに椅子の席が埋まっているのに、多くの人たちが椅子取りゲームでぐるぐる走り回って、ない椅子を取り合っているように見えます。

独立してから約一年間、ミャンマーで英語圏向けのマーケティングをやってみて、ある程度、市場環境とノウハウが見えてきました。
個人的な興味とこのノウハウを切り売りできないかなという思惑もあったので、簡単なレポートを作ってみました。ミャンマーの外資系飲食店のFacebookページを比較すると、傾向が思ったよりはっきり出ています。詳細は、下記のレポートをご覧ください。


著作権フリーとしますので、ご自由にお使いください。
これからミャンマーに進出を検討している日系の中小企業や個人は、この情報を前提とした方が良いかもしれません。ただし、私の視点から見た分析であることをお断りしておきます。

レポートが役に立ったらクリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村