バンコクに行くと、自分が住んでいるヤンゴンにはない都市型の施設やアメニティを求めて、いつも街を歩き回っています。
ちなみにバンコクで一度もパゴダに行ったことがありません。ミャンマーで、もう一生分見たと思っているので(笑)。
今回は、ミャンマーにはまだないタイプの店舗を三つ紹介します。
ミャンマーにずっといると、世界や世間の流れに相当疎くなってくるので、時折こういう場所に足を運んで、自分の知識や感性をアップデートする必要があると思っています。
Blue Dye Cafe
BTSトンロー駅近くの住宅街の中にある、いかにもサードウェーブぽい佇まいのカフェ。
代官山や表参道にいそうな、お洒落で裕福そうなタイ人カップルが和んでいたりします。
同じ経営陣でアパレルも営んでいて、その商品も店舗に展示しています。ハリウッド・ランチ・マーケット風の、藍染めを中心としたオーガニックなタイプ商品が主体です。
ミャンマーでは、まだお金持っている層が成金風で、お金持ちの目印は金無垢のロレックスを腕に巻いていることです。ロハスで、力を抜いた感性がミャンマーにはまだないので、こうした場所で憩うのもバンコクに来る楽しみのひとつです。
今回の訪泰時にはリノベーション中で、開いていませんでした。3月初めにリニューアルオープンとのことです。
The Jam Factroy
同一のコンセプトで統一された、カフェ、雑貨・家具屋、ギャラリー、本屋、レストランが入った、複合商業施設。川沿いのミレニアム・ヒルトンの裏手にあります。倉庫だった場所をリノベーションして作られた施設のようです。
たぶんタイのサブカル拠点でないかと推測します。店名と同じ名前のクールなフリーペーパーもありますし。
ここもお洒落で裕福そうなタイ人の溜まり場で、カフェにはmacを広げた客がたくさんいます。実はミャンマーにもTS1という似たコンセプトの施設があったのですが、1年で閉店しました。 この施設もおそらくTS1と同じ時期に出来たようですが、こちらはまだ続いているところが、タイとミャンマーの文化や市場の環境の違いを感じさせます。
ミャンマーにはないサブカル的な空間に身を置いて、普段はサバイバルするのに必死で、忘れかけていたアートや文学への興味を少しばかり取り戻します。
雑貨コーナー
本屋
ここは村上春樹の本が必ず置いてるだろう、と思い探したらやはりありました。
オウム真理教事件の被害者のインタビューをまとめた『アンダーグラウンド』と個人的には今まで出版された村上長編の最高傑作『ねじまき鳥クロニクル』。本の厚みからして、抄訳ではなく全訳です。タイで全訳の村上春樹の著作を初めて見ました。
ギャラリー・コーナー
隣の棟にはクールな内装のレストランもあります
Roseman Club
タイでデザインした眼鏡やサングラスを、日本で製造して、販売している眼鏡店。カバンや雑貨も扱っています。ビズポークも最近はじめました。
以前はチュラロンコーン大学の裏手にありましたが、最近プロンポンへ移転しました。
今回のバンコク滞在で、移転後、初めてお店へ行きました。ブルックリンぽさが、さらにパワーアップしています。日本のガイドブックもいくつか置いていますが、いまのタイ人が日本に求めているのが、こうしたタイプの格好良さや感性なのがよく分かります。どうも、日本人でそのことに気がついている人が少ないような気がしますが。
なかなか見かけないデザインの眼鏡があって、見ているだけでも楽しいです。私もここのブランドの眼鏡を愛用しています。
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