2019年1月5日土曜日

【1月13日(日)】The Makers Market #2に参加します

前回12月に開催された第一回に引き続き、第二回のThe Makers Marketに参加します。
今回の開催日時は、1月13日(日)16:00~21:00です。
開催場所は、Karaweik Gardenで、前回と同じ場所です。Yangon Farmers Marketが毎週開催されているのと同じイベント・スペースです。



The Makers MarketのFacebook Pageに私のブランドも紹介されています。


大量生産品ではない、ユニークなローカル・クラフトやファッションが一同に会するイベントなので、ミャンマーでしか手に入らない少量生産の工芸品にご関心がある方ならきっと楽しめます。





ミャンマーを含む東南アジア諸国は、グローバル企業が経営するファースト・ファッションの生産地の役割を担っていますが、途上国での低賃金による長時間労働、消費サイクルの早い商品を大量生産する環境への過剰な負荷、物流コストが製造コストの半分以上を占める化石燃料を浪費するサプライチェーン、地域固有の服飾文化の破壊などが問題視されています。
私は特に社会問題に関心が高いタイプではないのですが、グローバル企業が提供するサービスや商品によって世界が均質化し、文化の多様性が失われたり、消費の選択肢が減るのは、単純に面白くないとと考えています。
この問題については、近年理論化されて、様々なソリューションが提案され、さらに具体的な実行段階にステージが進んでいます。米国ポートランドが、魅力的なローカル経済圏を構築した成功例が日本では有名ですね。

この辺りの事情について、もしご興味があれば下記のリンクや、書籍のご一読をお勧めします。
A Fashion Revolution in Southeast Asia?
We don't need to consume less - we just need to design better products


ミャンマーは未だ途上国であるため、今のところH&MやZARAが、普通の若者にとって憧れのブランドだったりします。もっと発展している隣国のタイだと、どこでも買える服は着たくないので、ファーストファッションよりもローカル・ブランドを選ぶような消費のあり様がはじまっていますが。

そういう状況もあり、今のところ来場者は、主にミャンマー在住外国人と海外から帰国したミャンマー人によって占められています。
ただ、こうしたムーブメントがミャンマーでも始まったのは、それなりにミャンマーの消費動向や環境も変化しつつあることを示しています。

イベントの主旨を説明するためいろいろと書きましたが、固い話は抜きにして、とりあえずお時間あれば、アウンサン・マーケットで売られているローカル・クラフトとは一味違う商品を見に来こられてはいかがでしょうか?

ちょっと面白そうだから行ってみようかな
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