2018年9月9日日曜日

ミャンマー初の屋内型ナイトマーケット Urban Villageが閉鎖?、それとも縮小?

ミャンマー初の屋内型ナイトマーケットとして、昨年末に鳴り物入りで開業した商業施設Uraben Villageを先日訪れたところ、建物内のそのエリアがゲートで遮られており、営業を停止していました。


ここは当初Urban86という名称で開業し、その後、Urban Villageと改称しています。
開業当初は飲食店ブースは八割方埋まっていたものの、物販ブースは最大時で三割くらいの入居率でした。集客力のあるテナントもいないためか、入場者も少なく、今年の7月時点で、飲食店スペースは九割方撤退、物販スペースのテナントはわずか3、4店という有様でした。
事業不振のため開業2ヶ月くらいで、マネジメント層の入れ替えがあったようです。
運営主体はシンガポール資本で、バンコクのナイトマーケットの運営経験のあるミャンマー人も参加していると、以前のMyanmar Timesの記事にありましたが、その間に運営主体も変わっている可能性もあります。
ミャンマーの商業活動の現況をベンチマークする施設の一つとして、定期的にここを訪れて定点観測しています。
開業当初の昨年12月の状況を当ブログに書きましたので、当時の状況にご興味があればお読みください。

今のところ完全閉鎖なのか、規模を縮小して事業継続なのかは定かではありません。
運営者のオフィスはまだ残っていましたが、残務整理のためかもしれません。


立ち上がりから上手く行かなかった要因は、いろいろと考えられますが、前回のこの施設についての投稿で述べたので、改めて触れません。
ひとつ書き加えると、運営者の説明不足や不親切さも考えられます。
数字を書いた張り紙をした展示用カートが建物の入口近くに置かれていましたが、これでは何を意味してるのか分かりません。
ここで物販する時のレンタル費なのか、それなら何日単位のレンタル費なのか、それともカートその物を販売しているのかなど。しかも同じカートなのに、置いている場所によって貼り紙の数字が異なります。


この辺の運営者の説明能力の低さや不親切さも、この施設が振るわなかった理由の一つでしょう。

ミャンマーへの観光客数も頭打ちなので、ミャンマー人、在緬外国人を問わず在住者にとって魅力的で、集客力のある商業施設でないと継続は難しかったのは確かです。

飲食スペースのビア・ステーションのカウンターだった場所

飲食スペースだった場所

物販スペースだった場所

なるほどと思ったら、クリック!
  ↓   ↓   ↓   ↓   ↓   ↓  
にほんブログ村 海外生活ブログ ミャンマー情報へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿