2018年9月17日月曜日

雨期の終わりに近づくと大雨が降る

晴れ間の見える日も多くなり、雨期もそろそろ終わりも近づきつつあります。
ただ例年、雨期の終わり頃に大雨があり被害に遭っているので、油断はできないなと思っていたところ、やはり今年もありました。
先週の金曜日の正午頃、ヤンゴンで集中豪雨がありました。
その時はミニゴンのローカル料理屋にいたのですが、豪雨で通りから溢れた水が店内に少し入ってきていました。
私の家の周辺は水が集まる浸水エリアで、しかも物件が半地下なので、これはヤバいなと思いつつ帰宅すると、やはり部屋は通りから流れ込んだ泥水に浸かっていました。


雨期の豪雨による浸水は今年三回目ですが、水位は今年最高で、机やテーブルの高さ以上に達していて、机の上に置いた本も泥だらけになっていました。
私は愛書家で、読んだ本も綺麗に保管しておくのが常でしたが、ミャンマーに来てからは、日常の生活で本が泥まみれになるので、この習慣は果たせていません。
ミャンマーに来た頃は、渡される文書が泥だらけだったりすると、どうして書類をちゃんと保管しないんだと首を傾げたものですが、住んでからは環境的に無理だということに気付かされました。


とりあえず、いつもやってる通りに家具を部屋の外に出して、泥水をバケツで汲み出しました。今回は水位が高かったため、汲み出し終えるのに5時間くらい要しました。
何冊か本が泥まみれになったのは痛かったですが、電化製品等は過去の水害で散々やられてもはや所有しなくなっているので、経験を重ねる毎に被害は少なくなっています。
ミャンマーに暮らしていると、自然に仏教的な持たざる生活にシフトしていきます。


雨期になると毎年起こることなのですが、ここには基本的に改善という概念がないので、排水溝を作るなどの抜本的な対策は取られません。
車に轢かれたネズミの死骸や犬の糞の散乱する通りから流れ込んだ水なので、とても清潔とは言えず、半日汚水に浸かって作業したせいか、いまは体に発疹が出て、全身に痒みがあります。
昨今のニュースで、ミャンマーへの海外投資が減少していると伝えられていますが、生活水準や投資環境の向上はおそらく当分ないでしょう。
そのため、新たな外国人居住者や新規の競合企業が出てきにくい環境なので、何らかの分野でこの国のパイオニアになりたい人や、逆張りを目指す人には進出をお勧めできます。

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