2020年2月5日水曜日

The Makers Market #10の出店から今後の戦略を考えた

2月2日の日曜日に開催されたローカル物産展 The Makers Market #10 に出店しました。
同日の同じ時間帯にヤンゴン市内で、TEDxYANGONとシンガポール・フェスティバルが開催されていたので、集客が少ないのではないかと懸念していました。
TEDxYANGONもシンガポール・フェスティバルもThe Makers Marketと客層が完全に被ります。三つとも在ミャンマー外国人とミャンマー人富裕層が行くタイプのイベントです。





毎回、午後6時から7時くらいが来場者のピークタイムです

いざ蓋を開けてみると、2ヶ月振りの開催のためか、それなりの盛況でした。従来と同じ、およそ3000人くらいの来場者数でしょうか。


こちらは私の出店テント

ローカル・ファッションブランドの出店者のカテゴリーの中では、テントへの来客数は、相変わらず私は4番手かなという印象でした。1位 Urban Rangoon、2位 Charlotte Barjou、3位 lilla、そして4位が私です。

こちらはFacebookページのベンチマーク結果。
「いいね」の数では上にあげたブランド中3番目です。
2位のViryaは欧米人顧客を中心とするテーラーハウス、4位のSunflowerはオーガニックコットンの製造・販売業です。


Urban Rangoonのテント


Charlotte Barjouのテント


lillaのテント

ローカル・クラフト、ローカル物産の購買層の主体は、欧米人を中心とする在ミャンマー外国人とミャンマー人富裕層です。そのため、かなり英語ができないと接客とマーケティングがおぼつかない。
私の場合、英会話能力にかなり難があるため、接客、マーケティング共に弱いです。
Charlotte Barjouは、ミャンマーで一番よく外国人に読まれている『MYANMORE magazine』にたびたび紹介されています。lillaは在ミャンマーフランス大使館でのファッションショーや社会起業家系のイベントでの講演などで認知度を上げています。
私もマーケットに向けて何かフックのあるマーケティングを仕掛けるべきなのでしょうが、英会話能力に制約があるため、出来ることは何なのか考えあぐねています。
ミャンマーに来てから必要性に迫られて、英語の読み書きはある程度できるようになりましたが、会話はさっぱりだし、スピーチとかだと苦行だし。しかも、約20年前に突発性難聴を患って聴力に障害があるため、英会話能力がこれから劇的に向上する見込みは薄い。

一方、強みとしては、他の事業者よりも多様なミャンマー産の生地を使っていることです。他では、素材として使われているのが、だいたいチン、ナガ等のエスニック・テイストの強い生地かプレーンな女性向けのシャン生地です。
私の場合、メンズの生地も素材としてフォローしているため、メンズのラカインやカチンといった生地の動向にも詳しい。
今年はこうしたメンズの生地の特徴を生かしたデザインを採用することで、マーケットでの差別化を図っていく予定です。
他事業者にはないテイストとデザインを提案することで、ローカル・ファッションブランドとしての棲み分けを狙います。
小さな市場を競合として取り合うより、ブランドとしてユニークなポジションを確立できるような素材選びとデザインの採用に力を入れます。
これからは、そうした意図のもとに企画した商品をブログやFacebookページに掲載していきます。

次回の開催は、おそらく3月第一週の日曜日だと予想されます。
ファッションにご興味のある方は、ご来場してブランド毎のテイストや立ち位置を比較して見られるのも楽しいかと思います。

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