ヤンゴンの街を歩いていても、かなり謎の着こなし方をしている人を見かけることが多いですが、ファッション雑誌も同様で、グラビアを見てもスタイリストが洋服の基本的なルールが分かっていないのが見て取れます。
基本的に『VOGUE』とかの欧米のモード誌をミャンマー流に解釈したファッション・グラビアが掲載されているのですが、解釈の方向が斜め上過ぎて、とんでもところに着地しているケースがほとんどでした。
ところが最近 パラパラと現地のモード誌を手に取ってみると、かなりまともになっていました。
今回は当地でいちばんメジャーなモード誌、『MODA』をご紹介します。
特集記事は、KENZOとH&Mのコラボです。H&Mミャンマーで売ってませんけど。
以下は、ミャンマーのデザイナーとスタイリストによる、ファッション・グラビア。
デザイナーとスタイリストの力量とセンスにより、クオリティにかなりバラツキがあります。
これは何でバイクのタンクが小道具に使われるのかが謎。
ミャンマーらしい過剰さが前面に出たデザイン。シンプルで機能的な物をよしとする考え方は、この国ではまだ一般的ではありません。
ミャンマーの森ガール?
今、日本に一時帰国中なのですが、ミャンマーの方が腰の位置が高くて、足が真っすぐな洋服が似合う体型の女性が多いと感じます。センスさえ身に付けば、ミャンマーはファッションのポテンシャルが高いと思います。そもそも、ロンジー生地の多様さを見れば、着る物に関する関心の高さが伺えますし。
メンズはまだまだ発展途上です。メンズの場合は特にトラッド等を基本とした組み合わせのルールが厳格なので、その辺を理解したデザイナーがまだいないのではないかと推測します。
最後にお隣の国インドのファッション・スナップを掲載します。4、5年前にネットで拾った画像ですが、あまりのお洒落さに感動して保存したのが、HD上に残っていました。ミャンマーこのくらい垢抜けると街を歩いていて楽しくなると思います。
では、お前はどうなのか?、と聞かれるとつらいところなのですが。いまの着る物の基準は汚れてもいい物になっています。外歩くと道は犬の糞だらけで、雨期にはしょっちゅう車の撥ねた泥水を被る環境で暮らしているので。
そのうち、生活水準を上げて、着る物にも気を配れるようにしたいです。ええ。
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